保湿剤




■グリセリン
安くて変質しにくく、皮膚刺激がないので、もっともよく使われている保湿剤。
わりの湿度に影響されやすいので、乾燥していると保湿材の役割を果たさず、湿気が多いとべたつくことも。


■プロピレングリコール
旧表示指定成分のひとつのため、最近あまり使われない。

■1,3-ブチレングリコール
グリセリンに次いでよく使われる保湿剤。
グリセリンよりサラッとしていて、まわりの湿度に吸湿能力が左右されにくい。

■1,2-ペンタンジオール
合成の多価アルコール。
保湿剤としてのほか、抗菌力のある溶剤として使われる。
BGよりもはるかに低濃度(5%以下)で抗菌力を発揮。
パラベン(旧表示指定成分である抗菌剤)を配合しない「ノンパラベン化粧品」によく使われている。

■1,2-ヘキサンジオール(ヘキシレングリコール)
合成の多価アルコール。保湿剤としてのほか、抗菌力のある溶剤としても使われる。
BGよりも はるかに低濃度(2%以下)で抗菌力を発揮。
1,2-ペンタンジオール同様「ノンパラベン」を謳う化粧品によく配合される。

■ポリエチレングリコール
水またはエチレングリコールに酸化エチレンを付け加えて作ったもの。
平均分子量が600以下のものは旧表示指定成分。

■ソルビトール
ブドウ糖またはショ糖を還元して作られる、白色無臭の6価アルコール。
リンゴやモモ、ナナカマドの果汁など植物中にもあるもの。
化粧品原料としては主に70%水溶液が保湿剤として利用される。

■マルチトール
マルトース(麦芽糖)を還元して作る糖アルコールの一種。
マルチットとも呼ばれ、加工食品やダイエット甘味料などにも利用される。

■dl-ピロリドンカルボン酸ナトリウム
お肌の角質層中にNMFの吸湿性成分として存在することが確認されてから、化粧品の保湿剤として広く用いられるようになった。
グルタミン酸から水が取れてできるdl-ピロリドン-5-カルボン酸に、ナトリウムが結合してナトリウム塩になったもの。

■乳酸ナトリウム
ピロリドンカルボン酸と同じく、角質層のNMF中に存在する重要な天然の保湿剤。

■ポリグリセリン
硫酸などの脱水剤によって水分子を取り除かれたグリセリンがいくつも結合したもの。

■ヒアルロン酸ナトリウム
ヒトの真皮にも存在するグリコサミノグリカンのひとつ、ヒアルロン酸にナトリウムが結合したもの。
ほかの保湿剤はまわりの湿度が下がると吸湿性も下がるが、ヒアルロン酸ナトリウムは下がらず、常に優れた吸湿性を保つ。

■トリメチルグリシン
砂糖大根(テンサイ)に含まれるグリシンという成分にメチル基(CH3)を3個結合させて作る保湿剤。








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このページは、enishiが2012年10月31日 18:21に書いたブログ記事です。

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