化粧品にシリコンは必要か?

スキンケアにもシリコンが必要か?

・肌を外気の刺激から保護する目的
水分や油分であってもゆっくりと角質層に浸透していくので、長時間の保護機能にはならないため。

・テクスチャーを良くする
髪や肌に浸透しないという特性を生かし手触りの良いテクスチャーをもたせるため。


油分等は肌に浸透し、酸化したりアレルギーなどの刺激を及ぼす可能性がある。シリコンには肌リスクをゼロにできるところが利点。
だが、無機化合物なので、肌への有効性が全くない。


シリコンの効果

肌に薄い膜を作るので、皮膚内の水分が逃げるのを防ぎます。
油分は浸透するのですが、シリコンは皮膚内に全く浸透せず、持続性がある。

シリコンは、皮膚の水分を守る水分保持効果がある。


シリコンは毛穴に詰まるのか?

シリコンは、水にも油にも溶けない成分なので、皮膚や髪に残留しやすい。

ですが、こういった問題点は、今のところ解決されている。

蓄積したり残留したりしないように処方に工夫が凝らされている。

例えば、シクロメチコンは、水よりも約倍の速度で揮発するので、時間とともに蒸発する。

それ以外にも、科学的にほかの分子とくっつけて、油よりは落ちにくいが、石鹸などで落ちてしまうシリコンも開発されていて、頻繁に使われている。


とはいえ、商品すべてがこのような処方をされた、体に残りにくいシリコンを使っているとは限らない。

メーカーの未熟さもあるかもしれないし、逆に落ちやすければ意味がない化粧品もある。

こういったものは、オイルクレンジングなどで落とさなければ毛穴に残ることになる。




シリコンとシリコーン

シリコンとシリコーンはよく混同されることが多いが、シリコンは元素に1つでケイ素(Si)のこと。

シリコーンは、シリコンを基に作り出された人工化合物。

シリコンは、水にも油にもアルコールにも溶けないので、クレンジングでも落ちにくいと言われる。

同素材のものは馴染みやすいということから、シリコーン高配合のメイク用品を使ったら、シリコーン入りのクレンジング剤で落とすというのが基本。そのため、市販のクレンジング剤は、油分と界面活性剤、シリコーンが配合されているものが多くなっている。

シリコンには、撥水性のあるもの、揮発性のあるもの、ほかの物質と溶解性に優れるものなどの種類がある。


■ジメチルシリコーン類 落としにくい。

メチルポリシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン 

表示名称:ジメチコン、オクタメチルトリシロキサン

代表的なシリコーンオイル。撥水性がありなめらかなテクスチャーになるが、ほかの化粧品素材と溶解性に劣る



■環状シリコーン類 落としやすい

デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン

表示名称:シクロメチコン、シクロペンタシロキサン、シクロテトラシロキサン、シクロヘキサシロキサン、カプリリルメチコン

揮発性があり、溶剤として使われることが多い。


■チルフェニルシリコーン類 落としやすい

メチルフェニルポリシロキサン

表示名称:ジフェニルジメチコン、フェニルジメチコン、フェニルトリメチコン

撥水性やなめらかなテクスチャーをもち他の化粧品蘇あいとの溶解性もあり。


■トリメチルシロキシケイ酸 落としやすさはまあまあ

表示名称:トリメチルシロキシケイ酸

環状シリコーンに溶かした状態で使われ、環状シリコーンが揮発した後、皮膜を作る。この皮膜は撥水性やなめらかなテクスチャーがある。


■ポリエーテル変性シリコーン 落としやすい

ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体

表示名称:ジメチコンコポリオール、セチルジメチコンコポリオール

界面活性剤の構造をしているシリコーンオイル。


■ メチルハイドロジェンポリシロキサン 落としにくい

表示名称:メチコン

化粧品に使われる顔料の表面処理に使われるシリコーン。



ポリマー

天然ポリマー・・・コラーゲンや ヒアルロン酸など

合成ポリマー・・・合成樹脂、合成ゴム、合成オイル、合成セルロースなど

高分子ポリマーは、分子量が大きく皮膚の中に吸収されることはまずなく、化粧品の粘性を出したり、乳化安定や水分保持の目的で使われる。










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このページは、enishiが2012年10月20日 11:41に書いたブログ記事です。

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