お肌のことについては女性なら誰しもが興味津々ですが、そもそも皮膚にはどんな機能があるのでしょう。
皮膚には6つの作用があります。
1つ目は感じるという知覚作用です。
お肌にものが触れた時、カラダに警戒を伝えます。
知覚の種類は温覚、冷覚、触覚、痛覚が主なものです。
その中で最も敏感なのが痛覚。温覚が最も鈍いとされています。
2つ目の作用は吸収作用。
吸収作用は、肌から吸収する作用のこと。
表皮の角層間を通るものと毛包の皮脂腺から吸収されるものがあります。
3つめは分泌排泄作用。
皮膚の中から皮脂と汗を分泌する作用です。
皮脂は汗と混ざり皮脂膜を作ります。皮脂膜の働きは肌の乾燥防ぎ、角層を柔らかく保つという作用です。
4つ目は表現作用です。
精神状態が肌に現れることを表現作用といいます。
例えば驚いて顔面蒼白になったり、恥ずかしくて赤くなったりすることです。
5つ目は保護作用です。
皮膚には外からの刺激から体を守る作用があります。
病原菌や化学物質などが体に入るのを防いでいます。
6つ目は体温調節作用です。
皮膚が体の表面を覆っていることで熱を通しにくく、体温が逃げるのを防いでいます。渡しています。
体温が上がってくるとその熱を体の外に出すために汗腺から汗を出し、体温を下げています。
皮膚にはこんなにたくさんの役割があるんですね。
皮膚を健やかに保つことも、カラダを守ることにつながります。
もっと大事にしてあげようっと。